展望台を出る頃には日が傾き始めていたので1日目最後の目的地である屏風浦へ向かった。
途中道を間違えたりして無理矢理、屏風浦に出ることができた。屏風浦はその名前の通り屏風を開いたように長い長い崖が海からから立ち上がっている。
夕日の沈む方向へ永遠に長く続く屏風浦を歩く。
屏風浦と海辺の間には歩道が敷かれていて、海側にはテトラポッドが設置されている。何か落としたら大変だ。
その後、しばらく行くと浜辺のようなところに出た。それまではテトラポットの先はすぐ海になっており人が遊べるようなところではなかったがそこだけ小さな浜辺になっていた。
4人ほどの人がサーフィンをしている。夕日の中、楽しそうにサーフィンをしている。
せっかくなので歩道からテトラポットをつたってビーチへ降りて近づいてみた。
波が引くと貝が姿を現す。あわてて、もぞもぞと砂浜に潜っていく。
何とも言えない気持ち悪さだが見入ってしまう。カニも波で砂が減っていくところで姿を現してまた潜っていった。
ずーっと波が動く限りこれを続けているだろうな。
浜辺を歩いて見つけたクラゲの骨を持って帰る。(帰って調べたらウニの骨だった。)
歩道にまた戻り進もうとすると大きなテトラポットが2つ歩道に置かれていた。
その先は進めないと言っているようだったがせっかくなのでそのまま進んでみようと言う話になりテトラポッドの隙間を抜けて行く。
その先は歩道がだいぶ裂けていた。
岩の欠片が混じった分厚い50cm程あるコンクリートが歩道として敷かれているのだが、その歩道が割れて凸凹している。
それをひょいひょいと歩きながら進んでいくがなかなか屏風浦が途切れず上へ上がれる道が見つからない。
ずっと行けばもしかしてあるかもしれないのだが、だんだん暗くなってきて怖いので引き返した。カニも数千匹、異様な量、テトラポッドにいる。
戻ると事前に見つけていた浜辺のところから崖の上へ上がる道があるので登る。
出るとどうやらそこからは入っていけない道だったようだ。そこに止めて浜辺に行くと車道まで出てきて交通の邪魔になるんだろう。