恵那駅付近を歩いていると芝生の公園があったのでそこで野宿した。
岐阜の空は綺麗で星が沢山見えた。
折角なので携帯をいじらず色々考えてみようと思ったが、気が張って全く考えられなかった。
久しぶりに高速バスに乗った。
それを待っている間に銭湯地蔵湯へいつも行くところが休みで別のところを利用した。
もともと(いまも?)ドヤ街のほうだったみたいで、汚さが溜まってる感じだった。
天井の塗装が剥がれ、なんかお湯が苦い、、、
疲れたのでさっさと出てビールを買って飲んだ。行きたい店はいくつもあるも節約せねば。
脱衣所で「スイートコーン」と書かれたパックされたトウモロコシを悩んだ末に捨てている老人。それ以外は若い人が殆どだった。
女性も平気で入れるんだろうか。弱っているのかな。
時間が溜まった古い汚さではない、今の汚さに触れることができて良かった。炭の湯でした。
そんなんで先週は休みました。
屏風浦を出ると車道が続き車が通るのに怯えながら端っこの方をずっと歩いて行った。
屏風浦からは歩いて銚子駅まで行くことにした。途中、車道を外れて静かな道を通った。
その前後からだんだん日が暮れていて、ちょうど道は丘の上で見渡すと畑。そして、風車や教会が立っていた。
空が広くだんだん黒くなっていくのを見ると「帳が下りる」初めてその言葉の意味を実感できた。
昔の人はもっとものをよく見て、風景を見て言葉が生まれていたんだなと思う。
暗い空覆われていく感覚は気持ちよくも少し怖い。全身が色んな事を感じていた。
そして、ホテルに1度寄ってから斉藤さんが教えてくれた駅前の居酒屋で軽く食事をしてその日は就寝した。
次の日は駅でレンタサイクルをしてぶっ飛ばして色々寄りながら犬吠埼まで行った。
夕方、返却期限ギリギリに銚子メロンもゲットして返して電車に乗った。
帰りの電車はもう暗くなり、いつもの夜だった。
銚子編完
友人とランニングをした後、大塚のの銭湯で身体を綺麗にしてから江戸一へ行ってみることにした。
今まで見た中で最大級のコ字型卓だった。皆、行儀よく座って酒を飲んでいる。余裕のある感じ。
混んでおり、2人並んで座れなかったので奥のテーブル席で樽酒を飲んで帰った。
今日は最近行った酒場の紹介でした。
銚子編は思い出す作業が大変です、、では
展望台を出る頃には日が傾き始めていたので1日目最後の目的地である屏風浦へ向かった。
途中道を間違えたりして無理矢理、屏風浦に出ることができた。屏風浦はその名前の通り屏風を開いたように長い長い崖が海からから立ち上がっている。
夕日の沈む方向へ永遠に長く続く屏風浦を歩く。
屏風浦と海辺の間には歩道が敷かれていて、海側にはテトラポッドが設置されている。何か落としたら大変だ。
その後、しばらく行くと浜辺のようなところに出た。それまではテトラポットの先はすぐ海になっており人が遊べるようなところではなかったがそこだけ小さな浜辺になっていた。
4人ほどの人がサーフィンをしている。夕日の中、楽しそうにサーフィンをしている。
せっかくなので歩道からテトラポットをつたってビーチへ降りて近づいてみた。
波が引くと貝が姿を現す。あわてて、もぞもぞと砂浜に潜っていく。
何とも言えない気持ち悪さだが見入ってしまう。カニも波で砂が減っていくところで姿を現してまた潜っていった。
ずーっと波が動く限りこれを続けているだろうな。
浜辺を歩いて見つけたクラゲの骨を持って帰る。(帰って調べたらウニの骨だった。)
歩道にまた戻り進もうとすると大きなテトラポットが2つ歩道に置かれていた。
その先は進めないと言っているようだったがせっかくなのでそのまま進んでみようと言う話になりテトラポッドの隙間を抜けて行く。
その先は歩道がだいぶ裂けていた。
岩の欠片が混じった分厚い50cm程あるコンクリートが歩道として敷かれているのだが、その歩道が割れて凸凹している。
それをひょいひょいと歩きながら進んでいくがなかなか屏風浦が途切れず上へ上がれる道が見つからない。
ずっと行けばもしかしてあるかもしれないのだが、だんだん暗くなってきて怖いので引き返した。カニも数千匹、異様な量、テトラポッドにいる。
戻ると事前に見つけていた浜辺のところから崖の上へ上がる道があるので登る。
出るとどうやらそこからは入っていけない道だったようだ。そこに止めて浜辺に行くと車道まで出てきて交通の邪魔になるんだろう。
坂を登ると途中にその前に文学者の歌碑が建っている庭園を抜けて建物へ向かった。
展望台は周りが薄茶色のようなタイルを貼られている建物だった。
無料の展望台のようなものだと思っていたのだが実際は有料の施設だった。
中がお土産物売り場、2階が展示、1番上の階が喫茶店になっており、そこから外に出て1番屋上の展望台に登る形になっていた。
最初に料金を支払いエレベーターで1階から3階の喫茶室に行ってその窓から見た景色が既にきれいだった。
銚子は突崎になっているので周囲が7割ほど海に囲われているように感じた。
海が広く見え、水平線が少し丸く見えた。
それよりも涼しめの風、ゆっくり流れる空気、スーパーマーケットで流れているあの謎の音楽、そして、そこに来てのんびりで見ている家族連れやカップルが静かに楽しんでいる。
その空気がすごくきもちよかった。
1通り眺めて屋内に入ると3階の喫茶室ではカップルが静かに向かい合わせで座り話をしているのが印象的だった。そのカップルは翌日ホテルの朝食会場でも見かけた。その時も同じように静かに話をしていた。
3階では朝子メロンと言うものが有名で今ちょうど時期だそうだ。そのメロンを絞り作られたメロンゼリーを食べた。濃くて固めのゼリーが暑いその時期にぴったりだった。ソフトドリンクは自分で注ぐスタイルで、がらんとあまり人もおらず外の海に溶け込むような喫茶室だった。
昔、流行ったラブ+?の聖地らしくたくさんのアニメのキャラクターが描かれていた。
もう一度上に行くと確か人はほとんどいなかったかもしれない。溶けていくような景色。一緒に溶けてしまいそうな、そのまま海に消えてしまいそうな、景色をゆっくりと眺め展望台を後にした。
その後申し訳程度の2階の展示で少し銚子の地理に着いて学び、屏風浦へ向かった。
なお、お土産でサザエのお土産を買いたかったが全く売ってなかった。銚子にサザエはないみたいだ。
銚子織というものがあって魚の網用に作った綿を余った部分で羽織などにしたもののようだ。縮れており暑い時に肌にベタつかず気持ちいいみたいだ。
昔は麻、綿位しか庶民が着れるものはなく、冬でも寒いが着ていたそうだ。これは祖母が話していた、ちょっと忘れたので聞いてみよう。
港を出ると坂道を上って地球の丸く見える展望台へ向かった。
途中にホームランと言うお店が見えるからそこをずっとまっすぐ行くと展望台が見えてくるとお店の人が教えてくれたのでしばらく歩く。
坂道を上って丘の上を横に進んでいくとホームランと言う看板が見えた。
看板にはパンダが描かれておりパンダの鼻先は点で毛穴が描かれておりなんだか少し気持ち悪さがあった。
そこから展望台へ向かう途中にはおそらく街の用意した住宅平屋建てがいくつか並んでいる場所が2箇所ほどあった。まだ、人がおそらく住んでいるようだった。古い方が屋根が瓦で、もう片方は平な天井がそのまま屋根代わりになっているようだった。
いよいよ展望台に近づくと緑のトンネルになっている坂道があって左右の柵の部分で地面が掘割で削られて地層の断面が見れるようになっていた。
キノコが生えていたりトンネルになっているせいかじめじめしていてカビも生えていて、そっちのほうに目がいってしまいトンネルの気持ちよさを感じずにさっさと通り過ぎた。
いよいよ展望台の中に入る。