昔釣り宿だったカフェに入る。
中が完全に改装されていて綺麗な家をカフェにしたよう。
疲れていてメニューで普段頼まないカレーを頼んでしまった。
なんでそんなことをと思ったがその瞬間は元気になるかなと思ったんだと思う。
待ってる間に2階で展示があると紹介されて上がると千葉のお祭りや昔あった建物の絵と何かの洋人形の写真があった。
1番面白かったのが障子にはめ込んである木彫りの船と鶴。漁港だからか鶴?が大漁と書かれた旗を咥えている。外観はよく覚えていないが中だけの改装だったとしたら外も古かったのかな。多分綺麗になっていてあまり覚えていない。二階の天井は舟床天井になっていて満足して料理を待つ。
カレーも美味しく食べたがなんだか暑さのせいか疲れていてかなりお腹一杯だった。
給仕してくれたおばあちゃんが優しくどこから来たのなど世間話をしてくれて癒される。いい店だった。
しばらくすると近所の男性が2人組で来ていて1人はバイクのツーリングが趣味のようだった。
もう片方もやるそうで新しいブーツを買ったのでよかったら今履いてるのを譲るから履いてみないかと話していた。その後、もし水虫だったら駄目だと付け加えていて。相手は「じゃあ、水虫だからだめだ」と言っていた。
その後も長い距離を一日中走ることなどを給仕のおばあちゃんも含めて話していた。
自分たちが2階の展示の絵描きさんのファンと言う方が展示み見にがてら食事をしていた。非常ににこやかな表情で庭園を見ながら食事をしていた。
自分達が半分ほど食事が済んだ頃にその絵描きさんが絵を回収しに来ていた。
ファンの方は店員の人にこの人ですよーと耳打ちされていたが喋ることなく帰っていったと思う。
非常に静かな時間が流れている。
食事を済ませ外へ出るとそのカフェの石垣に「外川港初の釣り宿」などと言うことが書いてあった。
繰り返しなるが建物はそんなに古い感じはしなかったと思う。と言うより、覚えていない。古いと覚えていると思う。
地球の丸く見える展望台へ行くつもりだったので歩いていく方向を聞くと少し難しいですよと言われながらもう1人のキッチン担当の方も一緒に教えてくれる。
フライが美味しかったので友人がどんな衣か聞くと普通のですよと答え詳しくは分からなかった。
一度、反対方向に歩き始め外川の港を見に行く。人は外には誰もおらず3人程、建物内に少しいるだけだった。
恐らく、外国人で朝の仕事の片付けをしてるようだった、本当に静かな港だった。
その後その展望台に向かって丘の上へ向かう形で歩き始めた。